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畳の目にキリムを重ねる、布を集めて育てるひとりの居間

築30年以内の1LDKで、一人暮らしを想定したエスニックの提案です。畳をすべて隠さず、小さなキリムと低い木の家具を重ねます。黄土色の座面と柄の布を、畳の織りに隣り合わせる部屋づくりです。

BeforeAfter
家具を置く前から、暮らしの形を考える。

この提案で想定した部屋

想定する間取り
1LDK
テイスト
エスニック
物件探しの築年数目安
築30年以内
合わせる床の色
畳
想定する暮らし方
一人暮らし
畳の見える範囲と、隣室へ動く余白を残した配置。

小上がりの畳と、木の通路を分けて使う

木の通路より一段高い畳の小上がりがあり、低い壁の先で居間が右へ曲がる1LDKを想定します。畳には小さなキリムと低い木の家具、黄土色の座面を置く案です。畳を覆い切らず、織りと段差の境目を見せること。左の小窓の光を受ける座る場所と、立って動く木の床を分け、上り下りする位置にはものを置かないように整えます。

キリム、柄のコットン、ウォールナットの面を重ねる。

柄を混ぜるときは、色を拾い合う

キリムの落ち着いた色から、クッションに使う色を一つ拾う考え方です。柄のあるコットンをいくつか重ねても、色に共通点があるとばらばらに見えにくくなります。低い木の家具は布の間の静かな面にして、器のコレクションは量を絞ります。集めた布を一度に並べるより、畳が見える余白を残しながら組み合わせを入れ替えて楽しみます。

深い錆色のカーテンに、自然な色の薄布を合わせる。

錆色のカーテンに、薄布の軽さを足す

窓には深い錆色のカーテンと自然な色の薄布を合わせます。畳や黄土色の座面と近い暖色でつなぎながら、透ける層を加えて窓を重く見せすぎない構成です。床に近い目線ではカーテンの裾も目立つので、長さは丁寧に確認したいところ。布が畳に長くたまらないようにし、開閉と掃除のしやすさも含めて選びます。

入れ替える布と器に戻る場所をつくり、畳を広く見せる。

布を休ませる場所も、部屋の一部に

柄の布を季節や気分で入れ替えるなら、使っていないものの戻し先も必要です。小上がりの縁に重ねて置かず、折って収まる区画を設ける提案です。家具の脚が畳に触れる部分や、ラグをめくる手順も事前に確かめます。器は手に取れる量を見せ、残りはしまう。好きなものをすべて広げないことが、一枚ずつの布を楽しむ余地につながります。

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