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灯りをふたつに分けて、家族の居間に静かな夜をつくる

築10年以内の4DKで、家族の暮らしを想定したホテルライクな居間。トープ色のソファと濃い木の収納に、シェード付きの灯りをふたつ添えます。整った見え方を、片づけやすい配置から考える提案です。

BeforeAfter
家具を置く前から、暮らしの形を考える。

この提案で想定した部屋

想定する間取り
4DK
テイスト
ホテルライク
物件探しの築年数目安
築10年以内
合わせる床の色
ダークブラウン
想定する暮らし方
ファミリー
家族の移動と収納の開閉を、家具の外側に確保する配置。

出窓の角度を、居間の輪郭にする

左側に多角形の出窓、右奥に独立した食事の一角がある4DKを想定します。窓の角度を家具で隠さず、トープ色のソファと木の収納を低い位置で組み合わせる案です。見た目の左右対称にこだわるより、食卓へ移る道と窓を操作する場所を優先します。家族が座る位置、収納を開く位置を順に確認し、出窓に沿う余白を残します。

シェード付きの灯りとウールのラグで、素材の表情を重ねる。

ふたつのシェードが、夜の景色を変える

シェード付きのテーブルランプをふたつ使い、明かりを一か所に集めない構成です。布のソファや木の収納の近くに灯りがあると、素材の表情を別々に楽しめます。ウールのラグは濃い床とソファの間をつなぐ役に。照明を置く位置は見栄えだけでなく、コンセントまでの経路を確かめ、コードが通り道に出ないよう決めます。

グレージュのカーテンと白い薄布で、窓辺の厚みを整える。

厚みのあるグレージュと、白い薄布

窓には裏地のあるグレージュのカーテンと、白い薄手の布を重ねる提案です。閉じたときには布の面を整え、日中は薄布の見え方を楽しむ構成にします。既存のレールや窓まわりの寸法を確認し、開いたカーテンが収納の扉に重ならない位置を選ぶこと。ひだと裾を整えるだけでも、家具の直線との関係が見えてきます。

木の収納へ日用品を戻し、灯りの周りには余白を残す。

見える面を整える前に、戻る先をつくる

ホテルのようにすっきり見せたい居間でも、家族の日用品をなくすことはできません。木の収納に戻す場所をつくり、出し入れの頻度で区画を分ける計画です。ランプの周囲は一時置き場にせず、手元のものをまとめる先を別に用意する。夜に灯りをつけるとき、天板をさっと整えられるくらいの物量を目安に考えます。

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