くぼみを仕事場にして、窓へ抜ける道を残す
柱や壁の出っ張りがある部屋は、大きな家具を並べる前に、使えるくぼみを探してみます。この1LDKでは机を壁の奥へ寄せ、ソファの前から窓まで続く床を残す想定です。椅子を後ろへ引いたときの広さも確認。仕事をしていない時間には、机の上の道具を戻し、くつろぐ場所から見える量を少なく整えます。
道具をまとめる棚は、設置方法から決める
机と棚を濃い木で揃えると、本や小さな音響機器が並んでも色のまとまりをつくりやすくなります。写真のような壁付け棚を使う場合は、既設かどうかや取り付け可能な方法を管理側に確認することが前提です。難しい部屋なら置き型の収納へ置き換える案も。家具の見た目を決める前に、部屋でできる設置方法を確かめます。
濃いカーテンにも、昼の明るさを残す
窓にはチャコール色の布と白いレースを重ねた計画です。床や机に近い深い色を使いつつ、日中はレース越しの光を取り込みます。ソファは布の開閉を邪魔しない位置に置き、窓際に大きな収納を増やさないこと。机で画面を見るときは映り込みも確認し、座る向きやカーテンの開き方を調整します。
バルコニーを、物置にしない
細いバルコニーは、家具を置く場所というより、外へ出る動きを確保したい場所です。この提案では床に大きな物を置かず、窓から奥へ通れる状態にしています。実際の利用条件や避難設備の位置は建物ごとに確認し、隔て板やハッチの前を塞がないように。室内の収納計画で収められる量を先に決め、荷物を外へ逃がさない考え方です。