
一室に、使う理由をひとつ持たせる
部屋が分かれている3Kでは、それぞれへ同じように家具を置かなくても構いません。ひとつの部屋を音楽や読書の場所にする想定で、椅子と低い収納だけに絞りました。続き間の建具を閉める位置と、キッチンへの動線は空けておきます。ルームシェアなら、音を出す時間や音量を相談してから、共用の居場所として整えたいところです。

レコードの道具は、低い収納にまとめる
木の収納の上へプレーヤーを置き、手を伸ばして操作できる高さを考えます。見た目の相性だけでなく、機器の大きさや必要な空間、配線の位置を確認してから家具を選びたいところです。天板を小物で埋めず、レコードを扱う場所も残しました。収納の耐荷重や機器の設置条件は、それぞれの製品の案内で確かめます。

椅子とカーテンの色を、少しだけ外す
椅子には落ち着いた黄色、カーテンには深いオリーブ色を選ぶ提案です。どちらも鮮やかさを抑えると、既存の木の枠や明るい床とつながります。カーテンは窓全体を覆うので、小さなクッションより部屋への影響が大きいもの。日中の光が入る状態だけでなく、閉めて過ごす時間の色も見て選びます。

しまう枚数を決めてから、棚を探す
レコードや本は、増えるたびに別の場所へ積むと片づけにくくなります。この提案では、収納の一区画に収まる量を目安に、かごや小箱を並べました。紙ものは重くなるので、見た目だけで棚板を選ばず耐荷重を確認します。扉を開けたときに椅子を毎回動かさなくて済むよう、家具の前にも手を入れる余裕を残しておきます。