
奥行きの違う二つの戸口を、空けておく
三つの部屋が木枠の開口でつながる3Kを想定します。居間から奥行きの異なる二つの戸口が見え、その先に作業と眠る場所が続く構成です。ソファとラウンジチェアは正面に揃えず、別の向きで座れる配置に。右側の腰高の窓も生かし、各室へ向かう通り道が座る人の前を頻繁に横切らないよう、家具を置く範囲を考えます。

四角い収納のそばに、曲面を置く
チークのサイドボードと低い長方形のテーブルで、部屋に水平な線をつくります。そこへ曲げ合板の表情を持つラウンジチェアと球形のフロアランプを添え、輪郭に変化をつける構成です。マスタード色のソファは色の中心として一か所に。家具を増やさず、直線と曲線が隣り合う面白さを味わうミッドセンチュリーの提案です。

砂色のリネンで、家具の輪郭を見せる
窓辺のカーテンには砂色のリネンを選び、色や形のある家具を受け止める背景にします。木の色に寄せすぎず、ソファよりも淡い面をつくることで、椅子の輪郭が見えてきます。布の前に照明や家具を密集させない配置もポイント。カーテンを開いたときに寄る場所を空け、日々の窓の操作がしやすい状態を保ちます。

長い収納は、使う人ごとに区切る
横長のサイドボードは、ルームシェアの共用収納として区画を分けて使う案です。全員で使う道具は中央に、各自の持ちものには別の戻し先を決めます。天板は個人のものを置き続ける場所にせず、共有する空きとして残すと輪郭もすっきり。扉を開ける動きとテーブルの位置を照らし合わせ、見た目だけで配置を決めないようにします。