
一室を仕事場にしても、建具の前は空ける
4Kの中の一室を、机を置く場所として考えた提案です。いくつも扉がある部屋では、空いた壁の幅だけで家具を決めると、椅子を引いたときに出入りを塞ぐことがあります。窓のそばに机を寄せ、建具の前は通り道として残しました。家族が別の部屋へ移動するときも、机の道具に触れずに歩ける配置を確かめます。

古い天板は、使う面の状態まで見る
淡い色の木の机には、塗装の擦れや木目が見える部分を残す考え方です。シャビーシックの雰囲気だけを追うのではなく、書き物やパソコンを置いたときに困る段差がないかも確認したいところ。表面を整える必要がある場合は、家具の素材に合う方法を確かめてから行います。まずは実際に手を置き、普段の作業に合う状態かを見ることから始めます。

レースの柄と無地の厚地を重ねる
窓には細かな柄のレースと、生成りの無地の布を重ねました。装飾のある家具や窓まわりをすべて主張させず、見せる柄を一つに絞る計画です。レースの柄が気に入っても、夜の目隠しは別に考える必要があります。厚地を閉めたときに机の上へ布が乗らないか、手元の灯りや家具との距離も合わせて確かめます。

低い収納で、仕事場に布物の置き場を
机まわりには紙や道具だけでなく、羽織るものや敷物の居場所もあると使いやすくなります。写真では低い棚へかごを入れ、畳んだ布物を区分けする提案にしました。隣の背の高い家具と高さを揃えすぎず、壁が見える面を残しています。かごを引き出すための場所も必要なので、収納の手前に椅子や箱を常置しないようにします。